アカトビ
Red kite

アカトビ
科名
タカ科
その他の名前
赤鳶
英名:[Red kite]
学名:[Milvus milvus]
分布
アカトビはヨーロッパの広い範囲、アフリカ大陸の北部の一部地域、中近東などに分布しています。
大きさ
オスの体長:58cm
メスの体長:65cm
羽色
アカトビは雌雄で羽色が似ています。
渡り
アカトビは一部、渡りを行います。
生息地
アカトビは木の疎らに生えた林など視界の開けた場所に生息しています。
解説
アカトビは主にヨーロッパに生息しているタカ科の猛禽類で日本にも生息しているトビと体の大きさは殆ど同じですが名前の通り羽色が赤いという違いあります。また、メスの方がオスよりもやや体が大きく成長します。

アカトビはタカ科の猛禽類らしい先端の鋭く尖った鉤状のクチバシとがっしりとした足の先に備わった強力な爪を持っており、ゆったりとした優雅な羽ばたきで上空を飛びながら獲物を探し、狙いをつけると一気に急降下して餌となる獲物を捕らえます。
アカトビの主な獲物となる動物はウサギやネズミなどの小型の哺乳類です。

成鳥は頭部が白いという特徴がありますが幼鳥の頃は目よりも上の部分から後頭部にかけての箇所は背部と同じような褐色になっています。

巣は小枝や土、動物の毛などの材料を用いた皿型もので木の上などの高い場所に作ります。