カラカラ
Southern crested caracara

カラカラ
科名
ハヤブサ科
その他の名前
カンムリカラカラ
英名:[Southern crested caracara]
学名:[Polyborus plancus]
分布
カラカラは主に中央アメリカおよび南アメリカ大陸のほぼ全域に分布していますが、アメリカ合衆国の南部で見られる事もあります。
大きさ
オスの体長:53cm
メスの体長:63cm
羽色
雌雄で色が似ています。
渡り
カラカラは渡りを行いません。
生息地
カラカラは草原や低木地に生息しています。
解説
カラカラは鳥類や爬虫類、カエルや昆虫などを獲物としているハヤブサ科の鳥で、名前の由来は「カラカラ」と鋭く鳴く事からその名が付きました。また、鳥類や亀の卵、死肉を食べる事もあります。

カラカラは羽の配色がハッキリとしていて美しく、首から胸にかけての部分や翼の先、尾羽などに斑紋があります。
足は鮮やかな黄色で長く、足の先にある指はしっかりと獲物を捕まえて押さえつけられるように曲がっており、指の先には鋭い爪が備わっています。
また、カラカラはオスよりもメスの方が大きいという特徴があります。

カラカラはハヤブザ科の猛禽類ですが、ハヤブサのように帆翔飛行はせずに羽ばたいて飛行し、ハヤブサのように狩りがあまり得意ではない代わりに歩行に適しているという長所を持っています。