エジプトガン
Egyptian goose

エジプトガン
科名
カモ科
その他の名前
英名:[Egyptian goose]
学名:[Alopochen aegyptiacus]
分布
エジプトガンはアフリカ大陸のサハラ砂漠以南の地域、およびナイル川の上流域から南にかけての地域に分布しています。
また、一部、イギリスに移入されたものが野生化しています。
大きさ
体長:74cm
羽色
雌雄で羽色が似ています。
渡り
エジプトガンは一部、渡りを行います。
生息地
エジプトガンは湿地、海、草地などに生息しています。
解説
エジプトガンは目の周りの濃い色をした模様が印象的な鳥で、一度、つがいになると一生相手を変えず、繁殖後は家族群が集まって大きな群れで暮らすという特徴を持ちます。
また、ガンという名前を持ちますが、分類的にはツクシガモの仲間です。

エジプトガンの羽毛は首の部分がボサボサとしており、全体的に白色または褐色系の色をしていますが、翼の後ろのフチの部分にだけ光沢のある緑色の斑紋が見られます。

巣は崖の横穴や洞穴、樹洞などの自然にできた隙間を主に利用して作られ、地面の窪みなどを利用する事もあります。
基本的には植物の種子やイネ科の植物の葉などを食べますが、時には昆虫などの動物も捕食します。
水面を泳ぐ事もあるようです。