ハクガン
Snow goose

ハクガン
科名
カモ科
その他の名前
白雁
英名:[Snow goose]
学名:[Anser caerulescens]
分布
国内では本州では冬鳥、北海道では旅鳥として確認されます。
海外では北アメリカ大陸の非常に広い範囲に分布し、北極圏のツンドラで繁殖します。
冬になるとメキシコ辺りまで南下し冬を越します。
大きさ
体長:70cm
羽色
ハクガンは雌雄で羽色が似ています。
渡り
ハクガンは渡りを行います。
生息地
ハクガンは視界の開けた草原や淡水の湖や沼、湿原、水田などに生息しています。
解説
ハクガンは雪のように白い羽と頑丈な太いクチバシを持つカモ科の水鳥で主に北アメリカ大陸に生息している渡り鳥です。常に集団で生活しており、耳障りな「クワックワッ」という鳴き声をあげます。

ハクガンは植物食で土を掘って植物の根や球根をとったり、地上にでている芽や葉、稲の落穂などを食べます。

巣は地面の窪みを利用したもので中に植物の葉を敷いて綿毛で内張りを行います。
繁殖が終わると7000羽にもおよぶとされる大きな群れになり沿岸地域や湿地の草原へと渡ると言われています。

尚、ハクガンには写真のような白色型と青色型の羽色の多型と呼ばれているものがあります。
また、ハクチョウやマガン、ヒシクイなどの鳥と群れの中で混じっている事も多いようです。