イエスズメ
House Sparrow

イエスズメ
科名
ハタオリドリ科
その他の名前
家雀
英名:[House Sparrow]
学名:[Passer domesticus]
分布
イエスズメは元々はユーラシア大陸やアフリカ大陸に生息していた鳥ですが、その後、様々な地域に移入され、世界中の広い範囲に分布しています。
現在では南極大陸以外の全大陸に分布している最も分布域の広い鳥だと言われています。
国内においては北海道の一部の島で生息が確認されているようです。
大きさ
体長:15cm
羽色
雌雄で羽色が異なります。
渡り
イエスズメは一部、渡りを行います。
生息地
イエスズメは草原や藪、人家の周辺などに生息しています。
解説
イエスズメは元々、植物の種子などを主に食べる鳥として進化してきた種類ですが、人間と生活環境がかぶるようになった影響からか様々なものを食べるようになり、虫や果実のほか、人間が捨てる生ごみなども食べるようになっています。
このように雑食性で幅広い環境に適応できる能力から、色んな国に移入され、現在では極端に厳しい環境でない限りは生息する事ができる鳥へと変化しています。

イエスズメの外見的な特徴としては頭頂部が灰色である事と喉の部分が黒くなっている事が分かりやすい特徴としてあげられます。
また、若鳥は写真のようにクチバシが黄色いのですが、成鳥になってくるとクチバシが黒ずんできます。