キミミクロオウム
Yellow-tailed Black cockatoo

キミミクロオウム
科名
オウム科
その他の名前
英名:[Yellow-tailed Black cockatoo]
学名:[Calyptorhynchus latiostris]
分布
キミミクロオウムはオーストラリア大陸の南東部やオーストラリア大陸から海を隔てて南にあるタスマニア島に分布しています。
大きさ
体長:68cm
羽色
キミミクロオウムは雌雄で羽色が似ています。
渡り
キミミクロオウムは渡りを行いません。
生息地
キミミクロオウムは木々の茂った森林地帯や森林地帯の周辺などに生息しています。
解説
キミミクロオウムは全体的に黒い羽を持った大型の鳥で頭部の頬の部分と長い尾羽の側面にある縦縞が黄色くなっている事が大きな特徴です。また、クチバシががっしりとしていて太く様々な種類の木を噛み砕くほどの強靭さが備わっています。

キミミクロオウムは雑食性で植物の堅果、液果、種子、花などの他、木の中に住む蛾や甲虫の幼虫も食べます。
基本的には樹上で生活していますが、朝方と夕方には水を求めて地上に降りてきます。

飛行しながら大きな鳴き声をあげてコミュニケーションを取るという特徴があり、成鳥は高い金切り声をあげ、幼鳥はうなり声をあげます。

巣は大きな木の枝にある窪みや幹にある樹洞を用いたもので内張りなどをする事はないようです。