モリフクロウ
Tawny Owl

モリフクロウ
科名
フクロウ科
その他の名前
森梟
英名:[Tawny Owl]
学名:[Strix aluco]
分布
モリフクロウはヨーロッパのほぼ全域およぶアフリカ大陸の北西部、中国や朝鮮半島などに分布しています。
大きさ
体長:38cm
羽色
雌雄で羽色が似ています。
渡り
モリフクロウ渡りを行いません。
生息地
モリフクロウは木々の鬱蒼と茂った森林地帯ややや視界の開けた林、森林の周辺地帯、樹木の散開する草地などに生息しています。
解説
モリフクロウは名前の通り主に森に生息している頭部が丸くて大きく、ずんぐりとした印象のあるフクロウです。羽色は上記の写真のような通常の褐色の個体以外にも灰色、赤褐色、暗褐色など様々な個体が存在しています。

モリフクロウは非常に聴覚に優れた種で暗くて何も見えないような闇夜でも音を頼りにネズミなどの小型の哺乳類やカエル、小型の鳥類などを捕らえる事ができます。
また、モリフクロウは二種類の鳴き声を発する事でも知られており、ひとつは「ホッ」や「ホー」などと聞こえるとされる縄張りを宣言する為の鳴き声でもうひとつは「ケッウィック」などと聞こえるとされる仲間同士で連絡を取り合う為に用いられる鳴き声です。

巣は木に自然に出来た樹洞や崖の穴などを利用して作られ、一度の産卵で2~5個の卵を産みます。