ニシコクマルガラス
Western Jackdaw

ニシコクマルガラス
科名
カラス科
その他の名前
西黒丸鴉
英名:[Western Jackdaw]
学名:[Corvus monedula]
分布
ニシコクマルガラスはユーラシア大陸に分布し西端はヨーロッパのスペイン、東端は中央部辺りにまで生息し、アフリカ大陸の北西部にも分布しています。
日本国内では北海道で迷鳥として2例のみ確認されています。
大きさ
体長:33cm
羽色
雌雄で羽色が似ています。
渡り
ニシコクマルガラスは北部地域に生息している個体群は南に渡ります。
生息地
ニシコクマルガラスは岩場や低木地、視界の開けた草原、木々の疎らに生えた草地、農耕地などに生息しています。
解説
ニシコクマルガラスは後頭部から目の下や首筋部分の羽色が灰色がかっているカラス科の鳥で全体的にやや灰色がかっている事が特徴のひとつです。英名の「Jackdaw」という部分は鳴き声がジャックと聞こえるという理由で名づけられました。

ニシコクマルガラスは雑食性で昆虫やミミズ、動物の死骸などの動物食の他、植物の果実なども食べます。
ペアが集まってコロニーを作り、一度、ペアになると長期間、その関係は続きます。

巣は植物の枝や茎などを材料にしたもので内側には内張りも施します。建物などに営巣している場合もあります。
集合性が強く、騒がしいカラスとしても知られています。