ノビタキ
African Stonechat

ノビタキ
科名
ツグミ科
その他の名前
野鶲
英名:[African Stonechat]
学名:[Saxicola torquata]
分布
ノビタキはヨーロッパの非常に広い範囲やアフリカ南部と東部および北部の一部地域、中東などに分布しています。
日本国内では本州の中部地方よりも北の地域で夏鳥として見られ、それ以外の場所でも旅鳥として確認される事があります。
大きさ
体長:13cm
羽色
ノビタキは雌雄で羽色が異なります。
渡り
ノビタキは一部、渡りを行います。
生息地
ノビタキは視界の開けた草原や低木地、河原や牧場、農耕地などに生息しています。
解説
ノビタキは黒っぽい色をした頭部が特徴的な鳥で胴体部分は割とふっくらと丸みを帯びています。地上に住む昆虫やトカゲを食べたり、空中を飛んでいる昆虫を食べたりして生活しています。

ノビタキのオスの羽の色は頭部と胴体の付け根の部分に白色のラインがあり、胸の部分は褐色を帯びたオレンジ色をしています。オスとメスの羽色の異なる点としてはオスは頭部が黒くなっている事に対してメスは頭部が濃い褐色である事などが大きな違いとなっています。

オスはくいの上などでさえずり、ヒナが生まれるとオスとメスの両方で子育てをするようになりますが繁殖期以外は基本的に単独で生活しています。
巣は周辺に植物の多く茂ったあまり目立たない場所に作られ、形は鳥の巣としては一般的なカップ型に形成されます。