ラナーハヤブサ
Lanner falcon

ラナーハヤブサ
科名
ハヤブサ科
その他の名前
英名:[Lanner falcon]
学名:[Falco biarmicus]
分布
ラナーハヤブサはアフリカ大陸の非常に広い範囲やヨーロッパの南東部、中東などに分布しています。
大きさ
オスの体長:34cm
メスの体長:50cm
羽色
雌雄で微妙に羽色が異なります。
渡り
ラナーハヤブサは一部、渡りを行います。また、放浪をする個体群もいます。
生息地
ラナーハヤブサは木々の疎らに生えた林、視界の開けた草原、砂漠や半砂漠などに生息しています。
解説
ラナーハヤブサは主に岩場のあるサバンナや砂漠などに生息している捕食性の鳥で上空から急降下して飛行中の鳥やコウモリを襲ったり、高速で低空飛行をしながら地上の獲物を捕えます。また。メスの方がオスよりも体が大きい事も特徴のひとつです。

上記の写真のラナーハヤブサは幼鳥である為、胸部から腹部、足にかけての部分が斑模様になっていますが成鳥になるとこの部分には模様はなくなり、白一色になります。
ラナーハヤブサの餌となるのは主にノガンやホロホロチョウなどの小型の鳥類ですが時にはネズミやトカゲ、羽アリなどを食べる事もあります。

巣は崖などにできた大きな穴を利用したり、大型の鳥の古巣を利用したりして作ります。
普段は声をあげて鳴く事はありませんがペアで巣にいる時は甲高い声で鳴きます。