シュモクドリ
Hammerhead

シュモクドリ
科名
シュモクドリ科
その他の名前
撞木鳥
英名:[Hammerhead]、[Hammerkop]
学名:[Scopus umbretta]
分布
シュモクドリはアフリカ大陸の中央部から南にかけての地域やアフリカ大陸から海を隔てて東にあるマダガスカル島、アラビア半島の西南部などに分布しています。
大きさ
体長:54cm
羽色
雌雄で羽色が似ています。
渡り
シュモクドリは渡りを行いません。
生息地
シュモクドリは河川やその付近、淡水の湿地や沼地、視界の開けた草原などに生息しています。
解説
シュモクドリは頭部の後ろ側に大きく伸びた冠羽が特徴的な鳥でこの頭部の形が仏具の撞木(しゅもく)に似ている事からこの名がついたとされています。また、英名の「Hammerhead」も頭部の形が由来となっています。

シュモクドリの羽色は上記の写真では黒っぽい色に見えますが実物は褐色に近い色をしています。翼は幅が広く、飛行の際はこの大きな翼を使って羽ばたきと滑空を繰り返して飛びます。
餌は水辺に住むカエルなどの両生類や小さな魚、昆虫などで家族で集まったり、オスとメスのペアで生活しています。

巣は水辺にある木の上や崖などに木の葉や枝を材料して作られ、形は丸いドーム型、入り口部分は泥で塗り固めて塞がらないように工夫されています。