ワタリアホウドリ
Wandering Albatross

ワタリアホウドリ
科名
アホウドリ科
その他の名前
渡信天翁
英名:[Wandering Albatross]
学名:[Diomedea exulans]
分布
ワタリアホウドリは南極大陸の周辺の海や島々の他、南半球にある大陸の沿岸地域に分布しています。
大きさ
体長:135cm
羽色
ワタリアホウドリは雌雄で羽色が似ています。
渡り
ワタリアホウドリは渡りを行います。
生息地
ワタリアホウドリは海上または岩場や砂地のある海岸などに生息しています。
解説
ワタリアホウドリは名前から想像できる通り渡りを行うアホウドリ科の鳥で翼を広げると全幅が3mにも達する非常に大きな翼を持っています。また。時には餌場を求めて160kmも飛行する鳥としても知られています。

ワタリアホウドリの成鳥は真っ白な羽を持っていますが幼鳥の頃の羽色は全体的に褐色です。餌となるのものは主にイカなどの頭足類で捕えて食べたものを油上の液体にして井の中に溜める事によって吐き戻してヒナに与えたり、あとから消化して栄養にするといった事ができます。

小さなコロニーを作って繁殖しますが一度、ペアになるとどちらかがいなくなるまでその関係は続くと言われています。
巣は土や植物などを積んで作られたもので頂上部分に浅い窪みがあります。
卵が産まれるとオスとメスが11週間交代で卵を抱くようになり、ヒナが孵化すると親鳥は10か月以上に渡って餌を与え続けます。
ワタリアホウドリの平均寿命は約30年とされています。