アカハシコサイチョウ
Red-billed Hornbill

アカハシコサイチョウ
科名
サイチョウ科
その他の名前
英名:[Red-billed Hornbill]
学名:[Tockus erythrorhynchus]
分布
アカハシコサイチョウはアフリカ大陸のサハラ砂漠南部からアフリカ東部、南アフリカまで広い範囲に分布しています。
大きさ
体長:45cm
羽色
アカハシコサイチョウは雌雄で羽色が似ています。
渡り
アカハシコサイチョウは渡りを行いません。
生息地
アカハシコサイチョウは草原や木がまばらに生えた疎林、生長しても樹高が3m以下にしかならない木ばかりが生えてる低木地などに生息しています。
解説
アカハシコサイチョウは鳥の中では大きな鳥ですが、サイチョウの中では体の小さな種類で、全体的に細長い形状をしている事から見た目はスマートな印象を受けます。

アカハシコサイチョウは他のサイチョウの仲間と同じくクチバシが長い事が特徴で、細長い尾を持っている事も大きな特徴です。
また、体の下面と頭部が白く、目の周りは羽毛がない為、皮膚が露出しています。

アカハシコサイチョウの餌は地面や地中にいるフンコロガシなどの昆虫で、地上でこれらの獲物を見つけて捕食します。
基本的にはペアか小さな群れで生活している事が多いのですが、餌となる虫が豊富な場所では大きな群れを作る事もあります。

アカハシコサイチョウのメスは繁殖行動を始めると樹洞に植物を敷いて、中から入り口を土や糞などで固めて小さくし、巣に閉じこもって卵を産み、ヒナを育てます。
メスが巣内で子育てをしている間はオスが外から持ってきた餌を小さくなった入り口から受渡す事によって食料を得る事になります。