アマサギ
Cattle egret

アマサギ1
アマサギ2
科名
サギ科
その他の名前
猩々鷺、飴鷺
英名:[Cattle egret]
学名:[Bubulcus ibis]
分布
アマサギは世界中の広い地域で見られる鳥で日本をはじめ、南北アメリカ、ヨーロッパの南部、アフリカ大陸、アジア、オーストラリアなど。
大きさ
体長:36cm
羽色
雌雄での違いはあまりありませんが、夏と冬で配色が異なります。
夏羽はほぼ全体が真っ白ですが、冬羽は頭部から胸にかけての部分と背中の一部が黄橙色となっており、クチバシの色もやや濃くなります。
渡り
渡りはしません。
生息地
アマサギは湿地や草地、岩場や半砂漠の地域など様々な場所に生息しています。
解説
アマサギは短くて太い首、太いクチバシなどを持つ、全体的に逞しい印象のあるサギです。また、足の部分も太く、足指も長いという特徴があります。

アマサギは牛などの大きな動物について回り、その動物に反応して飛びしたりする昆虫や小型の哺乳類、カエルなどを食べます。
また、ついて回るだけでなく、特には牛や馬など背に乗ってしまう事もあり、近年では農業用のトラクターの後について餌を取る姿もよく見られます。

アマサギは木の上や竹林、水辺周辺の地面などで共同生活をしており、それぞれ小枝やヨシの茎などを使用して浅いカップ状の形の巣を作ります。

尚、アマサギは殆ど鳴く事がない鳥ですが、稀に「ガッ」や「コワッ」などと鳴きます。