アメリカフクロウ
Barred Owl

アメリカフクロウ
科名
フクロウ科
その他の名前
亜米利加梟
英名:[Barred Owl]
学名:[Strix varia]
分布
アメリカフクロウは北アメリカ大陸のロッキー山脈の東側から東海岸に至るまでの地域とメキシコ中央部の高原からアハカやベラクルスにかけての地域に分布しています。
大きさ
体長:53cm
羽色
アメリカフクロウは雌雄で羽色が似ています。
渡り
渡りは行いません。
生息地
アメリカフクロウは木々の鬱蒼とした森林地帯や比較的、ひらけた森、草原などに生息しています。
解説
アメリカフクロウは当然ながら夜行性の鳥で、日中は枝葉の茂った場所などでゆっくりと休息していますが、夜になると優れたハンターへと変貌し、森の中や草原、水辺の近くなど様々な場所で狩りを行います。

アメリカフクロウは暗闇に適応した少ない光でも活動できる高性能な目を持ち、左右で位置の異なる左右非対称な耳は僅かな音から獲物の正確な位置をつきとめます。
アメリカフクロウの獲物となる動物はハツカネズミやハタネズミなどのネズミ以外にもリスや野兎などの小型の哺乳類までも捕食します。
その他にもトカゲやカエルなどの小型の爬虫類、両生類などを狩る事もあり、水辺ではナマズなども捕まえます。

アメリカフクロウの巣は基本的には樹洞を利用したもので、枝や草などはしかず、直に産卵します。また、アメリカフクロウは自分の存在を誇示したい場合に「ホッホッホッホ」と4、5回に分けて鳴きます。