アオサギ
Grey heron

科名
サギ科
その他の名前
英名:[Grey heron]
学名:[Ardea cinerea]
分布
アオサギは広い地域に分布しており、ユーラシア大陸をはじめアフリカ大陸、日本などに生息しています。
大きさ
体長:97cm
羽色
雌雄ともに殆ど同じ
渡り
しない
生息地
湿地および河川や水田とその周辺
解説
アオサギは体長が1m近いかなり大型のサギ科の鳥で、日本に住むサギの中ではダイサギと並んで最も大きい種類のひとつです。首を縮めた姿勢で湖や池、湿地などで休んでいる姿を見る事ができます。

アオサギは餌を取る際はゆっくりと慎重に歩きながら獲物を探し、獲物に狙いを定めると素早く首を伸ばしてクチバシで挟む事によって魚や小さな爬虫類、両生類などを捕まえて食べます。
名前はアオサギですが羽の色は灰色で遠くで見た場合も灰色の印象が強く残ります。首から頭部にかけては白いのですが頭頂部は黒っぽいをしており、頭部の後ろ側に黒くて細いサカが垂れ下っています。
アオサギは飛び立つ時に「グァー」または「ゴァー」などと鳴き、飛んでいる状態の時は首を縮めた状態を保ち、大きな翼で羽ばたく事によって飛行します。

アオサギの類似種としてはムラサキサギなどがあげられます。
また、アオサギは警戒心の強い鳥として知られており、国内では増加傾向にあると言われています。