エジプトハゲワシ
Egyptian vulture

エジプトハゲワシ
科名
タカ科
その他の名前
埃及禿鷲
英名:[Egyptian vulture]
学名:[Neophron percnopterus]
分布
エジプトハゲワシは生息域は北はヨーロッパの南部、中東、インドなどに始まり、南はアフリカ大陸の南部までに及びます。
大きさ
オスの体長:63cm
メスの体長:70cm
羽色
雌雄で羽色が似ています。
渡り
エジプトハゲワシは一部、渡りを行います。
生息地
エジプトハゲワシは草原や半砂漠、岩場や低木地、農耕地や市街地など様々な場所に生息しています。
解説
エジプトハゲワシは顔の部分の黄色い皮膚が露出しており、頭部から首にかけての羽毛がボサボサとしていて毛深い事が大きな特徴となっている鳥で、鳥類の中では大きいのですがハゲワシの仲間の中では比較的、小型の種類になります。

餌となる獲物の奪い合いにおいては大型のハゲワシにはかないませんが、エジプトハゲワシは飛行が得意で上昇気流に頼らなくても飛び立つ事ができる為、大型の種に先行して動物の死体を発見したり、コロニーを発見してヒナや卵などを先に奪う事ができると言われています。
また、エジプトハゲワシはダチョウなどの卵の殻が厚く簡単には割れない卵の場合は石を落して割ります。

エジプトハゲワシはオスよりもメスの方が大きいという特徴があります。