ハシブトガラス
Jungle Crow

ハシブトガラス
ハシブトガラス頭部
科名
カラス科
その他の名前
嘴太烏
英名:[Jungle Crow]
学名:[Corvus macrorhynchos]
分布
ハシブトガラスは日本全国に留鳥または漂鳥として分布しています。また、沖縄県には体の小さい亜種が生息しています。
海外ではインドや東南アジアなどに分布しています。
大きさ
体長:57cm
羽色
雌雄で羽色がよく似ています。
渡り
ハシブトガラスは渡りを行いません。
生息地
ハシブトガラスは高山地帯の森林から都会の街中、河岸まで様々な場所に生息しています。
解説
ハシブトガラスは部分的に光沢のある真っ黒な羽と太くてやや湾曲したクチバシを持ったカラス科の鳥で成鳥は口の中まで黒いのですが幼鳥の口の中は赤く、翼もやや褐色を帯びています。

雑食性で何でも食べる為、餌を求めて市街地の生ゴミなどを荒らす事で知られており、繁殖期以外は群れで生活し一定のねぐらに集まって眠ります。
また、時には餌を取りあって仲間同士で空中戦を行う事もあります。

ハシブトガラスは都会の中でもよく見かけられ、電信柱などに針金やハンガーで巣を作ります。

ハシブトガラスとハシボソガラスはクチバシの太さ以外に額の形にも大きな違いがあり、ハシボソガラスの額は横から見るとあまり盛り上がっていませんがハシブトガラスの額は大きく盛り上がり角ばっています。