カササギフエガラス
Australian Magpie

カササギフエガラス
科名
フエガラス科
その他の名前
鵲笛鴉
英名:[Australian Magpie]
学名:[Gymnorhina tibicen]
分布
カササギフエガラスはオーストラリア大陸の全域とニューギニア中南部に分布しており、現在ではニュージーランドやフィジーに移入されています。
大きさ
体長:40cm
羽色
雌雄で羽色が異なります。
渡り
カササギフエガラスは渡りを行いません。
生息地
カササギフエガラスは木々の疎らに生えた農耕地や林、森林地帯の周辺、草地、藪などに生息しています。
解説
カササギフエガラスは首筋に白い斑紋を持つフエガラス科の鳥でオスの個体は木の上に止まって集団で地鳴きを行う事で知られています。また、オーストラリア大陸の全域で見られる為、オーストラリア人にとっては馴染み深い鳥となっています。

カササギフエガラスは主に木が生えた視界の良い場所で生活しており、無脊椎動物や昆虫の幼虫などをとって食べます。
また、餌探しは集団で行い、群れの中では複雑な社会生活を営んでいると言われています。

カササギフエガラスの群れはお最も優位な一羽のオスが全てのメスとつがうという特徴があり、トップに君臨しているオスはメスごとに巣を作ります。
群れの中にいる他のオスもメスとつがう事はありますがその場合はオスは産まれたヒナの世話などを行う事はありません。

巣は木にかけられる浅いカップ型のもので内側に内張りを施します。