カワガラス
Brown Dipper

カワガラス
科名
カワガラス科
その他の名前
河烏、川鴉
英名:[Brown Dipper]
学名:[Cinclus pallasii]
分布
カワガラスは国内では鹿児島県の屋久島よりも北の地域に留鳥として分布している為、全国的に見る事ができます。
海外では中国や東南アジア、中央アジア、ヒマラヤ、インドなどに分布しています。
大きさ
体長:22cm
羽色
カワガラスは雌雄での羽色の違いはありません。
渡り
カワガラスは渡りを行いません。
生息地
カワガラスは山地から平地にかけての河川、渓流、池、湖や沼などに生息しています。
解説
カワガラスは濃い褐色の羽色をしたカワガラス科の鳥で繁殖期以外は一定の場所で単独で行動しています。翼を半開きにして尾羽をパッパッと開くという動作をよく行っている事でも知られています。また、足の部分は黒っぽい羽色やクチバシとは真逆で美しい銀白色になっています。

カワガラスは潜水して石などに付着しているトビケラやカワゲラなどの水生昆虫やその幼虫、小さな魚を捕らえて食べます。鳴き声は「ピッピッ」といった感じのもので飛行しながら鳴きます。
カワガラスの繁殖は通常の鳥よりも早く冬の終わりごろから始まります。産まれた幼鳥は成鳥と似ていますが白や黒が混じった羽色をしています。

巣は滝の裏側などの目立たない場所に作ります。