オオグンカンドリ
Great Frigatebird

アオアズマヤドリのオス
アオアズマヤドリのメス
科名
グンカンドリ科
その他の名前
大軍艦鳥
英名:[Great Frigatebird]
学名:[Fregata minor]
分布
オオグンカンドリは東南アジア、オーストラリア大陸の北部沿岸、インド洋、太平洋、ブラジル南部の沿岸などに分布しています。
日本にも稀に迷い鳥として渡来しますが、基本的には日本では見られない鳥です。
大きさ
体長:100cm
羽色
雌雄で羽色が異なります。
渡り
オオグンカンドリは一部、渡りを行います。
生息地
オオグンカンドリは海岸の周辺地帯や藪などに生息しています。
解説
オオグンカンドリは繁殖期にディスプレイとして使用される大きく膨らむ赤いのど袋が非常に印象的な海鳥で、沿岸や海上を飛びながら水面近くの魚を捕らえて食べたり、同じ海鳥であるカツオドリなどを襲って獲物を横取りするなどして生活しています。

オオグンカンドリの尾羽はV字型になっており、細長くてかぎ状になっているクチバシは獲物となる魚を捕らえるのに向いた形だと言えます。
また、メスはオスのような赤いのど袋は持たず、喉から胸にかけての部分は白くなっています。

オオグンカンドリは陸上にいない時は海上や沿岸で飛行し、基本的には風上に向かって翼を広げて風に乗って帆翔します。

オオグンカンドリの巣は木の上に小さな枝を材料にして作った簡素なものです。