オオマシコ
Rosefinch

オオマシコのオス
オオマシコのメス
科名
アトリ科
その他の名前
大猿子
英名:[Rosefinch]
学名:[Carpodacus roseus]
分布
オオマシコはシベリア東部、モンゴル北部、中国、朝鮮半島などに分布しています。
また、日本に渡ってくる個体群も存在し、冬鳥として主に中部地方よりも北の地域で見る事ができます。
大きさ
体長:16cm
羽色
雌雄で羽色が異なります。
渡り
オオマシコは一部、渡りを行います。
また、定住せずに適当な繁殖地を探して放浪をするケースもあります。
生息地
オオマシコは木々の茂った森林地帯や低木地、藪などに生息しています。
解説
オオマシコは東アジアに住むアトリ科の鳥でオスは頭部や胸部などに美しいピンク色の羽を持っており、翼と尾羽は暗色と淡色の重なった模様になっています。また、メスはオスのような派手な色ではなく全体的に淡い褐色の落ち着いた色をしています。

オオマシコは地上で採食する鳥ですが、餌の少ない冬になると小さな群れをつくって植物の種子や実、昆虫などの節足動物を食べながら、餌を求めて移動を繰り返します。
大きさはスズメよりも大きい程度。鳴き声は短く「フィッ」や「チィー」などと表現されます。

尚、オオマシコの巣に関する情報は信頼できる詳細な情報がありません。