ツバメ
Barn Swallow

ツバメ
科名
ツバメ科
その他の名前

英名:[Barn Swallow]
学名:[Hirundo rustica]
分布
ツバメは北アメリカ大陸やユーラシア大陸の非常に広い範囲で繁殖し、南アメリカ大陸やアフリカ大陸などの南半球の地域で越冬します。
日本国内では夏鳥として北海道南部よりも南の地域で見る事ができます。
大きさ
体長:19cm
羽色
雌雄で色が異なります。
渡り
ツバメは渡りを行います。
生息地
ツバメは草原や河川やその周辺、沼地、市街地、農耕地などに生息しています。
解説
ツバメは寒さの厳しい地域やオーストラリアなどの一部地域を除いた世界中で見る事ができる渡り鳥で、非常に速いスピードで低空飛行ができる鳥として知られています。

ツバメは細長い尾羽と美しいラインの長い翼、小さな足が大きな特徴で、この飛ぶ事に特化した体の構造によって獲物となる昆虫を飛びながら素早く捕まえる事ができ、渡りの際などの長距離の移動を容易にしています。
また、羽色は額と喉がオレンジ色または赤褐色で、胸と腹部は白色になっています。近似種のコシアカツバメは胸と腹の部分に黒色の斑紋がある為、この違いですぐに見分ける事が出来ます。
ツバメは普段は群れで生活していますが、繁殖期になるとつがいで行動するようになります。

ツバメの巣は建物の軒下や自然にできた穴などの場所に泥で作られ、形は入り口のかなり広がったお椀型です。