ヒバリ
Eurasian skylark

ヒバリ
科名
ヒバリ科
その他の名前
雲雀、告天子
英名:[Eurasian skylark]、[Skylark]
学名:[Alauda arvensis]
分布
ヒバリはユーラシア大陸の広い範囲やアフリカ大陸の北部などに分布しています。また、一部地域に生息している個体群は冬になると南に移動します。
日本においては北海道から九州までの範囲に分布している留鳥です。
大きさ
体長:18cm
羽色
雌雄で羽色が似ています。
渡り
ヒバリは一部、渡りを行います。
生息地
ヒバリは視界のひらけた草原、畑や農耕地、河原や海岸などに生息しています。
解説
ヒバリはさえずりながら飛行するという特徴を持った鳥で繁殖期以外は群れをつくって生活しています。写真のように頭部には逆立った冠羽を持ちますが、全ての個体がこのような形状になっている訳ではなく、冠羽を逆立てるのは主にオスが行う習性です。

ヒバリは餌となる植物の種子や昆虫、クモ類などを探す為に草原を歩き回る為、主に歩行に適した丈の低い草の生えた草原を住みかとしており、歩くのに適した力強い足を持っています。
また、翼は幅が広く、翼や頭部には縞模様の入った体羽などが外見上の主な特徴です。

巣は草で隠れて目立ちにくい場所に窪みを作り、そこを更に深く掘り下げたカップ型の巣です。
また、巣に戻る際には直接巣に降り立つ事はせず、いったん巣の近くに降りてから歩いて戻ります。